八
平成最後の夏。何か特別なことを、と考えなくはないけど毎日必死に仕事してたら
あっという間に夏も終わりそうになっていることに気づく。
ここ数日は特に風が秋めいていて、暑さと涼しさの入り混じる時期は何故だかフジファブリックの若者のすべてを口ずさんでしまう。
お盆に帰れなかった私に、実家から桃が送られてきた。
桃のかわいさよ。
今晩のデザートに決定。
完全にデスクワークになってから、今まで疲れたことのない所に疲労感を感じるようになった。背中。
肩甲骨をなるべく動かすようにしたりとか変なヨガのポーズとかしてるけど、毎日チミチミと溜まっていくようで。なんとかしたい。
あれか、小さい頃お父さんに背中踏んでくれ~って言われてふみふみしてたけど、今なら私も気持ちいいのかもしれない。
最近は古いドラマ(80年代)をみている。おすすめされて見始めたらつっこみどころ多いし、一話一話の内容が濃くておもしろい。今のドラマにはない、真面目なナレーションが入るのが割りとつぼ。
しかしあの時代の人って美人さんが多い。メイクとは別で、作りが違う気がする。
触発されてパナソニックのスチーマーを買おうとしている私がいる。ちょっとでもましになりたい・・・!一日中クーラー効いた部屋にいるしなあ~って自分を甘やかそうとしている。
8月もあと10日ほど。私の夏休みは9月なのでようやくゆっくりできる。
もうちょいがんばろ。
五
とうに過ぎたゴールデンウィークに、急に思い立って尾道に行っていた。
というのもツイッターで尾道美術館のアカウントを見て猫がかわいかったから。
それだけ。
歩くと汗をかくくらいの良い天気。
千光寺にお参りしてからロープウェイで下った。足ががくがくした。(高所恐怖症)
ロープウェイをおりるとすぐに艮神社があって、とても立派な楠が印象的だった。
調べてみると時かけのロケ地だとか。
そこで第一の猫に会った。
艮神社の横道に入ると「猫の細道」に繋がっていて、いたるところにねこねこねこ。
細い路地を行くと雑貨屋さんなんかがちらほらあって、木が生い茂っているから木漏れびもきらきらしてて、よい空間でした。
猫たちも穏やかにゆったりとしていて、愛されてることがわかる。よいよい。
尾道市立美術館で開催していた「にゃんとも猫だらけ」展も見た。
歌川広重や河鍋暁斎、月岡芳年などの猫が描かれている絵ばかりを集めたもので、普段日本画に触れる機会が少ないから新鮮だった。
猫だけじゃなくてその時代に流行ったであろう着物の柄や着こなし、あの日本画ならではの細かい筆運び。目が楽しめた。
美術館入口の巨大にゃんさん。ツイッターで見ていた猫たちには会えなかったけど、楽しかったからいいか~。
また会えますように。
白
春。
自宅付近も職場周りにも公園が多くて、咲き誇る桜の下から楽しそうな声が聞こえる。敷地からせり出した大きな桜の枝を毎日通る度見上げる。好きな花は?と聞かれて桜、と答えることはないのに何故か惹かれてしまう。
今年の桜は白っぽい気がする。
自分の親より年上の方とひょんなことから好きな音楽の話になった。私の好きな歌手やバンド名を言ったところでご存じではなかったんだけど、「あなたがその音楽を好きだという気持ちを話してくれるのが嬉しい。僕が知らないだけだから気にしないで。」と言ってくれて。
知らないからって耳を傾けないんじゃなくて、好きじゃないからって否定するんじゃなくて、そうかそうかと受け止める姿勢っていいなあって思った。
自分の「好き」を広げることは意識しているけれど、そこまで寛容に受け止めるところにはまだ至れていないからギクリとした。
それにしても米津くんのLemonが聴いててチリチリする。でもすき。
最近またお風呂でうたたねをする日々が続いている。
お風呂に入っているときに寝ているのは、寝てるんじゃなくて気を失っているんだと巷のうわさで聞くけどどうなんだろう。
うつらうつらしながら読んでいるのは「村田エフェンディ滞土録」。昔買ったものを再読。「家守綺譚」の主人公と友人関係だったはず。トルコに行ったこともないけど情景がさらさらと浮かんできて楽しい。
なんとかお湯に落とさず握りしめてちまちま読んでは意識をとばしている。
今日もすでに眠いけどお風呂はいろ・・・。
寒
新年会ラッシュも落ち着いたところで、今年はダイエットに励むことにした。
年々代謝というものは落ちてしまうもので、食べたら食べた分だけぜい肉になっていってる気がする。
自分のために食べるということにあまり興味がないのだけれど、だれかと食べる時間は好き。今日食べたものが明日の自分の細胞をつくると考えると、なるべく体に良いものを摂取しようと思うものの適当になっちゃう甘さ。若い時はいいけど~云々ってよく言われたものだけど本当にそうね。気をつけなくちゃ。
先日またひとつ歳をとりまして。意外な人からメッセージをいただいて誕生日も悪くないなんて思った。とっても嬉しかったの。
お世辞とはいえ年齢より若く見られることに少し抵抗感がある。年相応がいいな~。
重ねてきた年月や経験が姿にうつるように。もちろんスキンケアはしっかりするけどさ。
わざわざ自分をババアって貶める必要もないし、無理して若作りする必要もないんじゃなかろうかと思う。いろんなものに目を向けて吸収する工夫は必要だけど。
昨日、金曜日で今週も終わりじゃーい!って仕事を片付けているところをボスにつかまって、いろいろと練らなければならない案件を渡されてしまった。
そのせいで今日の休日は頭が半分仕事モード。おちつかない。
もう明日はなにも考えないぞ。
赤
もう11月も後半だなんて。夏からずっと仕事に追われていて記憶が薄い。
ようやく風邪も治ったから京都へ紅葉をみに行ってきた。お昼まで雨が降っていたけれど、京都に着くころには上がってらっきー。霧が煙る山もうつくしい。
春くらいから行きたかった醍醐寺。お天気のせいか人もまばらでゆったり見れた。
葉の落ちた枝垂れ桜の枝がたくさんあったから、春にもう一度来ようって思った。
秀吉の花見で有名なお寺ですもの。
2人とも忙しくしてたから、山の澄んだ空気とこの空間でかなり浄化された。心の淀みが溶ける~っていいながらお庭に佇んで動けなかった。
どんぐりがいっぱい落ちててテンションをあげていたのは私だけだった。
どんぐりかわいいのにな~。帽子をかぶってるどんぐりは倍うれしい。
どんどこ新しい仕事がはいってきて、でもルーティンもやらなきゃって休憩時間を削ったりしていたら疲弊してしまって顔があかんやつになってた。まわりの人には無理して仕事してたら今は良くてもそのうちぱーんってなって、そうなったら意味がないから自分のコンディションと仕事の詰め具合の兼ね合いはしっかりしようって言ってる人間がこれだよ・・・。気を付けよ。
リラックスタイム必要。
風
3連休。
台風が来てるとニュースは言っているけれど、今日は雨も風もあまりなく、嵐の前のなんとやら。
季節が変わるときは妙に部屋の片づけをしたくなる。クローゼットの中身をすっきりさせたから気持ちいい。でも洋服は今の半分くらいにしたいな~。
年々シンプルな服が好きになってきていて、最近だと黒ニットにグレーのパンツでふらふらと通勤していると前から歩いてくる男性とペアルックになっていて変な顔をしてしまった。そう、男の子とそんなに変わらない。
でも秋冬はニットにスカート、タイツが好きだからようやく女に戻るぞ。ニットってどうしてああもしあわせなにおいがするのかしら。顔面からダイブして思いっきり抱きしめたくなる。
相も変わらず仕事でへとへとの毎日で、オフの時間はとにかく自分を甘やかしている。最近の耳のオアシスはsumika。キャンドルを焚いて、編み物に没頭して、好きな人たちと会って。あんまり読書できていないのが残念。気になる本はたくさんあるのに、なかなか指が動いてくれない。梨木香歩さんの「家守綺譚」が大好きなんだけど、その続編が何年も前にでていたことについ最近気づいてしまってこれは読みたい。家守綺譚は短いお話がいくつか綴じられていて、そのどれもが花がほころんだような色をしていて何度もひっぱりだして読んでいる。
もうちょっと寒くなってからブランケットミノムシになってソファーでのんびり読みたいなあ。寒さが待ち遠しい。
今年のスヌードはねずみおとこ色。太めの糸でだいすきなイギリスゴム編みにしている。この編み方だととてもふんわり仕上がるから首に巻いた時にもっふりボリュームが出て良いのだ。巻くのがたのしみ。
色
6月末くらいに木箱を塗ってたりしてた。
表面の絵をやすりで削り
↓
ネイビーを塗って乾いたらホワイトを乗せる
↓
ホワイトが乾いたら下のネイビーが見えるようにやする。
これがこうしてこうじゃ。というのをやっておりました。
これははさみとかペンとかを入れる文房具箱。ペン立ては埃がたまるからね。
最近ストレスがたまりすぎてたようで、どうにも言葉が汚くなってたので発散させるために集中できる作業を意識的にやってた。無心になる時間は必要。