アメブロPieces of Mine)からお引越し。
昨年末あたりからちょっとばたばたとしていて、気分転換に場所を変えたくなったのだ。
 
合間合間で読書は欠かさず。司馬遼太郎の「義経」も読み終わって京極夏彦の「書楼弔堂 破曉」も終わり、今は徳田秋声の「あらくれ」。
 「義経」は最後があっけなさすぎてぽかーんとした。どんな人も最期はそんなもんかもしれない。戦上手だけど他人の機微に鈍感な彼はかわいらしくてでもひやりとすることも多々あって、これまでのきらびやかなイメージと違っていておもしろい。
今まで歴史に疎かったけれど(今も無知なことに変わりはない)、気を付けてみると破片は意外と其処此処に転がっていることがわかる。去年偶然行った手向山八幡宮源頼光の鬼退治の絵に出会った時は嬉しかったな。実家の近くの藤戸寺も源平に関係あるなあと離れてみて思う。知らないことを知るのは好きだ。
  弔堂はちょっと歯切れが悪いような気がしないでもない。好きだけど。
最後に京極堂シリーズ読者なら「わっ」と思う人物が登場してくれて、私は入浴中に読んでいて「わー」って声に出してしまったくらい。ふふふ。
  「あらくれ」に関しては某文豪ゲームから。プレイするまで秋声さんは存じ上げなくって、そこから興味をもった。文体に慣れなくてするするとは読み進められなくてちょっと時間がかかっているのが現実。がんばろ。
 

2月に入ってから天気がころころ変わって、それにつられて私の片頭痛もざらりざらりと出てきて寝込む日が増えている。季節は移ろうなぁなんて痛い頭を抱えながら考えるんだけど、寝ている時間はやっぱり惜しい。やることはたくさんあるんだよ!と。仕事中は顔に出さないようにしているんだけど、最近気づかれることが増えてしまった。反応が鈍いらしい。やだな~。

でもこの天気を超えれば春が来るよ。お花見が楽しみだ。